ジェットスキーというのはいわゆるカワサキの商標です。広義にはPWC(パーソナルウォータークラフト)全体を指します。ここではそのPWCというものを簡単にご紹介します。
PWCというのはいわゆる水上バイクと呼ばれている乗り物の事を指します。良く言われるジェットスキーはカワサキの商標、マリンジェットはYAMAHAの商標、シードゥはボンバーティア社の商標です。
何れも小型の船体構造を持ちボートのカテゴリーに含まれない乗り物を指します。1人乗りあり、2人乗りあり、3人乗りありと様々なバリエーションがあります。
ジェットスキーは日本人の発明なのをご存知ですか?正確には川崎重工業のUSA法人が立って乗る1人乗りの水上バイクとして開発したものです。私としてはこのカワサキの偉大なコンセプトに感謝感謝です。日本では89年頃から徐々に増えだして、90年代に入ってから爆発的に増えましたね。
以後市場が拡大するに伴いシードゥのボンバーティア社をはじめとして数社が追随しました。現在日本で手に入るメーカーはざっと見ても6〜7社はありますね。立ち乗り座り乗りあり、1人乗りあり、2人乗りあり、3人乗りありと数十種類ものPWCがありますので選ぶだけでも大変です。
ジェットと聞くと通常はジェットエンジンを思い浮かべる事と思いますが、もちろんPWCにはジェットエンジンは付いていません。では何故かというと、PWCの推進力は船体下部にダクトを持ってその中にスクリューを入れてしまい、船底から吸込んだ水を勢い良く吹き出すというジェットポンプなのです。このジェットポンプから「ジェット」という愛称が生まれたのですね。
このジェットポンプの利点は水中に何も突起物(スクリューを含む)が無いので何しろ安全だという事です。もしこの乗り物が通常のスクリューを持っていたとしたら危なくて乗ってられないですよね。この様なたしかな着想がこのPWCが成功した秘訣でしょう。
ここではogaogaが持っていのジェットを使って簡単にジェットスキーの仲間をご紹介をします。本当はメーカーのカタログをご紹介できればよいのですが、著作権の問題があって転載できませんのでご了承ください。ここを見てもっと良くお知りになりたかったら雑誌等をご覧になって見てくださいネ。